東松島市の国民保護について
1 国民保護法とは
国民保護法とは、「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律」といい平成16年9月17日に施行されました。
武力攻撃事態等において、国民の生命、身体及び財産を保護し、国民生活等に及ぼす影響を最小にするための、国、地方公共団体等の責務・避難・救援・武力攻撃災害への対処等の措置が規定されています。
(1) 武力攻撃事態とは
武力攻撃事態の想定は、武力攻撃の手段、その規模の大小、攻撃パターンなどにより異なることから、どのようなものになるかについて一概にはいえませんが、国民の保護に関する基本指針においては、以下の4つの類型を想定し国民の保護のための措置の実施にあたって留意事項を明らかにしています。
(2) 緊急対処事態とは
武力攻撃の手段に準ずる手段を用いて、多数の人を殺傷する行為が発生した事態又は当該行為が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態で、国民の生命、身体及び財産を保護するため、国家として緊急に対処することが必要な事態をいいます。攻撃の対象施設や攻撃の手段の種類により、以下に示すような事態例が考えられています。
【事態例】
【事態例】
【事態例】
【事態例】
2 東松島市国民保護計画の策定
都道府県及び市町村は、国民保護法により、国民保護計画を作成することが義務付けられました。
国民保護計画とは、武力攻撃やテロ等の武力攻撃事態が発生した場合、国や地方公共団体、関係機関のそれぞれが国民保護法に定められた役割に基づき、連携及び協力し、迅速かつ的確に国民の避難や救援等の措置が行えるように定めたものです。
東松島市では、東松島市国民保護計画を平成19年3月に策定し、その後4度の改正を重ねてまいりました。
東松島市国民保護計画.pdf [ 1048 KB pdfファイル]
3 いざというときに皆さんに行っていただきたいこと
武力攻撃や大規模テロが迫ったり発生した場合には、防災行政無線や広報車等により、皆さんに注意を呼びかけるとともに、必要な情報を提供することとしています。
また、国や県からもテレビ、ラジオ等を通じて情報が提供されます。
(1) 警報が発令されたら
①屋内にいる場合の例
・ドアや窓を全部閉め、ガス、水道、換気扇を止めましょう。
・ドア、壁、窓ガラスから離れましょう。
②屋外にいる場合の例
・近くのビル等の堅牢な建物の中に入りましょう。
・自家用車等を運転している方は、できるだけ道路外の場所に車を止め、退避してください。
(2) 避難の指示が出されたら
市対策本部では、皆さんの安全を守るため、屋内への避難、近くの避難所への避難等を指示します。その場合は、指示に従って落ち着いて行動しましょう。
(3) 避難の際に注意していただくこと
①指示に従い避難しましょう。
②自然災害の時と同様に、家の戸締りや近所の人に声をかけましょう。
(4) 皆さんにお願いしたいこと
国民保護は、自然災害の場合と同様に住民の方の避難や被災者の救助等に際し、皆さんの協力が不可欠です。次のような協力をお願いする場合があります。
①住民の方の避難や救援の援助
②消火活動、負傷者の搬送、被災者の救助
③保健衛生の確保等
4 啓発資料
(1)武力攻撃やテロから身を守るために
武力攻撃やテロから身を守るために.pdf [ 1218 KB pdfファイル]
(2)弾道ミサイル落下時の行動
弾道ミサイル落下時の行動①.pdf [ 670 KB pdfファイル]
弾道ミサイル落下時の行動②.pdf [ 877 KB pdfファイル]
5 国民保護に関するリンク
(1) 内閣官房国民保護ポータルサイト(外部サイト)
(2) 総務省消防庁 国民保護(外部サイト)
(3) 宮城県/宮城県の国民保護(外部サイト)