○東松島市建設工事総合評価落札方式試行実施要綱

平成20年7月1日

訓令甲第41号

(趣旨)

第1条 この訓令は、公共工事の品質確保の促進に関する法律(平成17年法律第18号)第5条の規定に基づき、本市が発注する建設工事の品質を確保するため、総合評価落札方式を試行するにあたり、必要な事項を定め、その適正な活用を図るものとし、その実施に関しては、別に定めがあるもののほか、この訓令の定めるところによるものとする。

(定義)

第2条 この訓令において、「総合評価落札方式」とは、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号。以下「政令」という。)第167条の10の2の規定により、価格その他の条件が本市にとって最も有利なものをもって申込みしたものを落札者とする入札の方式をいう。

(対象工事)

第3条 総合評価落札方式の対象となる工事は、東松島市制限付一般競争入札実施要綱(平成17年東松島市訓令甲第208号)による一般競争入札の対象となる工事のうち、入札者の施工能力及び地域性等と入札価格を総合的に評価することが適当であると認めるもので、東松島市契約業者審査委員会(以下「委員会」という。)の審議を経て市長が認めた工事とする。

(入札公告)

第4条 総合評価落札方式により入札を行うときは、あらかじめ一般競争入札の公告において、次に掲げる事項について明示しなければならない。

(1) 総合評価落札方式の対象工事であること

(2) 総合評価に関する評価項目及び評価基準

(3) 提出を求める総合評価に関する資料(以下「総合評価資料」という。)の内容及び提出に関する事項

(4) 落札者の決定方法

(5) その他総合評価落札方式を行う上で必要と認める事項

(落札方式及び落札者決定基準)

第5条 市長は、工事の特性等により次の各号のいずれかの落札方式を選択するものとする。

(1) 特別簡易型総合評価落札方式 技術的な工夫の余地が比較的小さい一般的な工事において、施工計画の評価を要件とせず、同種工事の施工実績や工事成績など、定量化された評価項目と入札価格を総合的に評価する方式

(2) 簡易型総合評価落札方式 技術的な工夫が必要な一般的な工事において簡易な施工計画書のほか、同種・類似工事の施工実績や工事成績などの評価項目と入札価格を総合的に評価する方式

2 落札者決定基準は、評価基準、評価の方法、落札者決定の方法及びその他必要な基準とし、対象ごとに委員会の審議を経て市長が決定するものとする。

(学識経験を有する者の意見の聴取)

第6条 総合評価落札方式の実施にあたっては、政令第167条の10の2第4項及び第5項、同法施行規則(昭和22年内務省令第29号)第12条の4に基づき、次の各号に掲げる事項に関して、あらかじめ、2人以上の学識経験者の意見を聴かなければならない。

(1) 落札者決定基準を定めようとするとき。

(2) 落札者決定基準に基づき落札者を決定する際の意見聴取を学識経験者が求めたとき。

(総合評価資料等の提出)

第7条 入札に参加する者は、市長が指定する日までに入札参加資格承認申請書(別記様式)及び総合評価資料を提出しなければならない。

2 総合評価資料等の作成に要する費用は、入札参加者の負担とする。

3 提出された総合評価資料等は返却しない。また、提出期限後の総合評価資料の訂正、差し替えは認めない。

4 総合評価資料の提出がない者は失格とする。

(入札・開札)

第8条 入札及び開札は、市長が定めた日時及び場所で行う。

2 開札後、落札決定を保留し、落札候補者を決定する。

(落札候補者の決定)

第9条 落札候補者の決定は、最低制限価格以上予定価格以下の価格で入札した者のうち、次により算定した総合評価点の最も高い者を落札候補第1順位者とする。

(1) 総合評価点は、価格評価点と価格以外の評価点を加えた点数とする。

(2) 価格評価点は、次の式により求めた点とする。

価格評価点=配点×最低価格÷入札価格

(3) 価格以外の評価点は、あらかじめ評価項目を定め、評価項目ごとの評価基準に応じて配点したものを合計したものとする。

2 前項の場合において、総合評価点の最も高い者が2者以上あるときは、くじ引きにより落札候補第1順位者を決定する。

(入札参加資格の審査)

第10条 委員会は、開札後、落札候補者となった者の入札参加資格審査を行うものとする。

2 落札候補第1順位者が入札参加資格要件を満たしていない場合は、次の順位者から順次審査を行い、適格者が確認できるまで行う。

(落札者の決定)

第11条 入札執行者は、落札候補者が委員会から入札参加資格の承認を受けたとき、これを落札者と決定する。

2 入札執行者は、落札者を決定したときは、すみやかに当該落札者に対して落札決定した旨の通知をする。

(入札結果の公表)

第12条 入札執行者は、落札者を決定したときは、すみやかに次に掲げる事項を公表するものとする。

(1) 落札者

(2) 落札者を決定した理由

(3) 入札者の評価結果

(落札者として選定されなかった理由の説明)

第13条 落札者として選定されなかった者は、落札者決定の公表を行った日の翌日から起算して10日以内に、書面により理由の説明を求めることができるものとする。

2 入札執行者は、前項の規定により理由の説明を求められたときは、すみやかに書面により回答するものとする。

(秘密の保持)

第14条 入札参加者から提出された総合評価資料等は、総合評価に関する審査結果を除き、公表しないものとする。

(その他)

第15条 この訓令に定めるもののほか、総合評価落札方式の実施に必要な事項は、市長が別に定めるものとする。

附 則

この訓令は、公示の日から施行する。

附 則(平成22年6月15日訓令甲第36号)

この訓令は、公示の日から施行する。

様式 略

東松島市建設工事総合評価落札方式試行実施要綱

平成20年7月1日 訓令甲第41号

(平成22年6月15日施行)