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 八丸 健さん、由紀子さんご夫婦の写真

03.移住者インタビュー

八丸 健さん、由紀子さんご夫婦

(野蒜地区在住)

震災ボランティアが契機に

私たちはもともと、岩手県の盛岡市で牧場を経営していましたが、東日本大震災の発生による、震災のボランティアがきっかけとなり、市の復興事業提案制度で馬の力を活用して復興を後押ししたいと思い、ホースセラピーなどの活動を提案したところ採択されたのが、ご縁のはじまりです。これまでも、馬を使った地域活性をいろいろな所でしていましたが、一過性ではなくじっくりと腰をすえて活動がしたいと考えていました。移住を考えてから、盛岡と東松島を何度も行き来し、去年の4月にこちらに拠点を構えることができました。

馬と触れ合う様子

移住を考える

盛岡も長く住んだ良い場所だったのですが、牧場経営をしていくにあたり、雪深いなどの課題がありました。そんな中、東松島は、雪もさほど降らず、森が近くにあって、開けていて、森も近いけど海も近いと良いなという自分たちの希望に合う好条件でした。

盛岡での八丸さん

東松島の魅力的なところは

たくさんあると思います。市の位置として、仙台や首都圏が近いことは魅力的だと思います。でも、一方で、魅力というのはどんなまちにもあると思いますので、どういった見方をするかも大切だと考えています。ここに住むことを考えるにあたり、自分たちでいろいろと調べていく中で、どんどんまちの魅力に惹かれていきました。

私たちの考える移住とは

移住定住は短絡的にできるものではないと思います。その地域の自然環境・気候・土地柄などを四季を通じて感じてみて、自分が思い描く理想のライフスタイルにどのようにつなげていけるのかを考えることが鍵になると思います。その上で、その地域の人々や環境との絆を無理しすぎることなく、つむいでいくことが大切だと思います。

実際に生活してみて思うのは

環境も自然が豊かで、最高のまち。このまちの自然が好きです。また、これだけ豊かなのに、便利で、ここの森から駅が近いのは凄いことだと思います。人は明るく、ノリも良いなあと思います。

移住を考える人たちへ

自分の考える暮らし向きがどういったものかを考えた上で、実際に1週間や四季を体験してみてほしいと思います。その際、まちのイメージや温度、色、においなど、自分の日常と照らし合わせてほしいと思います。生活していくには、親しい親戚のような第三者が必要だと思います。気軽な気持ちで相談や助言をもらえる人がいるといいですね。そういった方がいると暮らし向きがかわるのではないかと思いますので、私たちが親戚のようになりたいと思います。