ひきこもり~まずは理解することからはじめましょう~
更新日:2025年2月25日
ひきこもりとは?
6カ月以上にわたり、家族以外の人との接触を避け、学校や職場などの社会生活に参加せず、ほとんど自宅で過ごしている状態のことです。
ひきこもりは誰にでも、どんな家庭でも起こりうることで特別なことではありません。
また、病名(診断名)でもありません。
ひきこもりの現状
全国では、115万人程度(約100人に1人)がひきこもり状態にあると推定値として発表されています。(平成27年度・平成30年度内閣府調査より)
本市では、令和3年度に全世帯を対象にひきこもり実態調査を実施しました。調査の結果、約4割の方から回答があり、500人程度(約70人に1人)がひきこもり状態にあるとの結果で、経緯や必要な支援について年代に応じて違いがあることがわかりました。
◇ ひきこもりの経緯・必要な支援 ◇
子ども・若年期 | 壮年期 | 高齢期 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
本人の年齢層 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代~ |
経緯 | 不登校 | 病気のため | 仕事をやめた | |||
必要な支援 | ・日中の居場所 | 仕事探し | 無料で親身に話を聞いてくれる |
どうして「ひきこもり」になるの?
ひきこもりの原因やきっかけは、様々な要因が重なっていることがほとんどです。いじめや不登校、就労活動の失敗など、挫折体験がきっかけになる場合もありますが、原因やきっかけが、はっきりしていないということも少なくありません。
多くの場合、ひきこもりはストレスに精いっぱい対処しようとした結果として、心と体が耐えきれなくなったときに生じると考えられます。ひきこもることは、本人が自分を守り、心のエネルギーを回復するために必要な休養です。
ひきこもり当事者・経験者や家族の声をきいてみませんか
ひきこもり当事者・経験者・家族の声など、様々な思いがきくことができる厚生労働省が開設したWEBサイト(ひきこもりVOICESTATION)です。ひきこもりへの理解を深められる内容です。
※こちらから(ひきこもりVOICESTATIONへジャンプ)(外部サイト)
