ひきこもり~まずは理解することからはじめましょう~
更新日:2023年4月1日
ひきこもりとは?
6カ月以上にわたり、家族以外の人との接触を避け、学校や職場などの社会生活に参加せず、ほとんど自宅で過ごしている状態のことです。
ひきこもりは誰にでも、どんな家庭でも起こりうることで特別なことではありません。
また、病名(診断名)でもありません。
ひきこもりの現状
全国では、115万人程度(約100人に1人)がひきこもり状態にあると推定値として発表されています。(平成27年度・平成30年度内閣府調査より)
東松島市では、令和3年度に全世帯を対象にひきこもり実態調査アンケートを実施しました。本市の約1.4%の人がひきこもり状態にあるとの結果となりました。
どうして「ひきこもり」になるの?
ひきこもりの原因やきっかけは、様々な要因が重なっていることがほとんどです。いじめや不登校、就労活動の失敗など、挫折体験がきっかけになる場合もありますが、原因やきっかけが、はっきりしていないということも少なくありません。
多くの場合、ひきこもりはストレスに精いっぱい対処しようとした結果として、心と体が耐えきれなくなったときに生じると考えられます。ひきこもることは、本人が自分を守り、心のエネルギーを回復するために必要な休養です。
ひきこもり当事者・経験者や家族の声をきいてみませんか
ひきこもり当事者・経験者・家族の声など、様々な思いがきくことができる厚生労働省が開設したWEBサイト(ひきこもりVOICESTATION)です。ひきこもりへの理解を深められる内容です。