令和6年度定例記者会見
更新日:2025年3月28日
第12回定例記者会見(3月13日開催)
令和6年度最後の記者会見となり、まさに年度末のお忙しい中、記者の皆様にお集まりいただきましたことに感謝申し上げます。
2月定例会も終了し、新年度当初予算など全ての議案が可決承認されました。
また、3月11日の午前中に鈴木復興副大臣、森下衆議院議員に復興祈念公園で献花いただきました。東日本大震災追悼式には、約300名の方々が出席され厳粛の中に行われております。本市としては震災から14年経過しましたが、コロナ禍で中止をする自治体もある中、感染症対策を講じながらしっかりと行ってきております。年々風化していく傾向はありますが、東日本大震災を次の世代にも語り継いでいく何らかの対策として、今後は語り部の育成も大事であると考えています。
4月1日で矢本町、鳴瀬町が合併し20年経過します。東松島市誕生20周年を記念し、4月2日に市制施行20周年記念式典を行うこととしております。
3月18日に昨年12月に設立した女川原発UPZ関係自治体協議会総会を開催し、令和7年度事業計画等を審議する予定です。
フレスコキクチ赤井店が3月28日にオープン予定、津波避難タワーも3月末に完成し、4月10日に地域の方々をお招きしてお披露目をしたいと考えております。
道の駅が2月27日で3か月経過し、30万人達成しており、順調に滑り出していると思っております。
今日の会見後、市制施行20周年を記念した記念切手の贈呈式、能登半島及び大船渡大規模火災の義援金贈呈式がありますので、引き続き取材をお願いいたします。
会見内容
令和6年度第12回定例記者会見資料(PDF:1,955KB)
第11回定例記者会見(2月7日開催)
本日は寒波が到来し雪も舞っている中、皆様にお集まりいただき誠にありがとうございます。
今日の記者会見の大きなところでは2月12日から始まる第1回定例会があります。今回は4月に市長選挙、市議会議員選挙がありますので、当初予算については骨格予算ということで、これまでの債務負担行為をしていたものや継続事業が計上されております。一般会計で対前年比マイナス5.8パーセントということになっております。政策的なものや大きな工事に関しては選挙後に計上することとなります。
このあと、午後1時30分から「北方領土の日」宮城県東松島集会がコミュニティセンターで開催されます。翌日2月8日には原子力防災訓練が野蒜地区を中心に実施され、2月15日には矢本運動公園体育館落成式、2月19日にSDGシンポジウム、3月11日には東日本大震災追悼式と来月初めにかけて多くの行事が予定されております。
本日の記者会見は14項目掲げておりますのでよろしくお願いいたします。
会見内容
令和6年度第11回定例記者会見資料(PDF:6,399KB)
第10回定例記者会見(1月8日開催)
新年あけましておめでとうございます。旧年中は本市の様々な市政の執行に関する情報発信等にご協力いただき心から感謝申し上げます。
昨年は元日から能登半島地震、2日は羽田空港での飛行機事故がありましたが、今年は穏やかな年明けであったと思っております。私も野蒜海岸で初日の出を拝ませていただき、その後赤井にある白蛇神社にお参りし、2日は大曲獅子舞の出発式、2、3日と箱根駅伝の中継を見ましたので、そういう中でも今年は穏やかなお正月であったかなと思っております。
今年は巳年ということで、蛇は脱皮を繰り返すことから、復活と再生を意味する年と言われており、そういう面ではこれまでの様々なものを顧みて、新たな挑戦の年にしたいと思っております。特に令和7年度については、7年度までが本市総合計画の最終年度となることから、令和8年度から17年度までの10年間の第3次総合計画と、令和8年度から12年度までの5年間の前期基本計画を令和7年度中に作り上げていくことになります。併せて過疎計画、人口ビジョン計画もついてくるのかと思っています。国勢調査も10月にあり、調査した人口がその後の地方交付税の算定基礎となる数字になりますのでしっかりと対応してまいります。特に人口減少については、令和6年中の出生数から死亡数を差し引くと348人が自然減となり、昨年と比較しても約80人さらに減少している状況です。これを補うためにも、今年も企業誘致に力を入れながら一方では、若い人たちに選ばれる東松島市になっていかなければならないと思っています。東北地方の住みよさランキングでは、本市は10位以内に入る項目もあり、東北の中でも住みよい街ではないかと思っておりますので、そういうものを最大限に生かしながら人口減少を食い止めるような施策、企業誘致、子育て支援を進めてまいりたいと思っております。
また、昨年の11月27日にオープンした道の駅ですが、当初見込んだ以上のお客様に来ていただき、1カ月の来場者数が20万人を超えるなど順調にきているところでございます。昨年は観光元年ということで、日本三景の一角を占める奥松島を売り出していくために、令和4年度のグリーンデスティネーションズから世界の持続可能な観光地トップ100選出、令和5度の国連世界観光機関からベストツーリズムビレッジ2023に認定されるなど、国際的な認定を後ろ盾に観光に力を入れ、日本三景の松島海岸から宮戸までの定期航路を開設するなど観光に力を入れてきました。今年もそういう面でインバウンドの受け皿としても、しっかりと県と協力してまいります。
本市は2020年3月20日に東京2020オリンピックの聖火が日本で最初に到着したことを記念し、スポーツ健康都市を宣言しております。これまでの4年間はどちらかというとスポーツに力を入れ、全国大会や東北大会の誘致に努めてきました。これからは健康にも力を入れ、生涯現役で健康でいられるように100歳体操などと併せて健康づくりの様々なイベントの開催や、各種検診の受診率の向上を図っていきたいと思っております。
4月1日が合併20周年となり、本市では4月2日に市制施行20周年記念式典を行うこととしております。しっかりと合併20周年の歩みを行うとともに、令和7年度は合併20周年の冠をつけて様々な行事を進めてまいりたいと考えております。
令和7年3月で終了予定の事業が、矢本運動公園体育館、津波避難タワー、大塩地区学習等供用施設とあり、年度超えますが図書館増築、文化財の貯蔵施設、鷹来の森運動公園の大規模改修、大曲小学校校舎が完成し、ハード事業も令和7年度で終了してくるのかなと思っております。
また、東日本大震災から14年目に入りますが、1,110名が亡くなり未だに23名の方が行方不明であることを考えると、これからも継続して追悼式を行い、引き続き東日本大震災を語り継いでいく大きな役割を担っているので、震災についても忘れないように努めていきたいと思っております。
今年は選挙の年にもなりますので、4月に市長、市議会議員の選挙、7月に参議院議員選挙、秋には宮城県知事選挙などが入ってくるかと思います。私自身も2期8年がまもなく終了するわけですが、進退については2月の定例会で答えを出したいと考えています。
本市は人口4万人弱の小さなまちではありますが、私としてはしっかりと発信力を持ってみんなで前に進めていくことが非常に大事だと思っています。松島基地とは共存共栄を公約とし、基地との関係をうまくしていかなければならないとして進めております。そういう中で、先ほども言ったように若い人から選ばれるまちにするにはどうすればいいのかというと、学校給食費の保護者負担の軽減をしておりますが、この財源が防衛省の9条交付金を使っており、前年度と比較し4,000万円以上増額することができましたので、その財源を基に2/3まで市が支援していきたいと考えています。9条交付金の中で引き続き18歳までの医療費無償化、民間で誘致した保育所は夜8時までの延長保育、放課後児童クラブは夜7時までの延長保育を可能とし、子育て支援についてもしっかりと支援していきたいと思っておりますので引き続きよろしくお願いします。
会見内容
令和6年度第10回定例記者会見資料(PDF:3,440KB)
第9回定例記者会見(12月3日開催)
令和6年度第9回の定例記者会見に記者の皆様にお集まりいただき、誠にありがとうございます。特に最近、本市にとって一番大きな話題は、11月27日に開業した「道の駅東松島」ですが、この土日の施設全体の売り上げは、トータルで500万円を超えるなど想定以上にお客さんに来ていただいております。私も時間がある時は、現場の状況確認をしているところですが、オープン後6日間はほぼ満員の状況であり、連日多くのお客さんに来ていただいています。高台にあり見晴らしも良いことから、ブルーインパルスの訓練飛行があれば、それを目当てに多くの方が訪れるのではないかと思っております。今のところは施設としては大成功の状況ですので、これをしっかり継続していきたいと思っております。
また、11月23日には長年に渡り本市の発展に貢献していただいた方々を表彰する、市政功労者表彰式を行い、多くの人に出席いただきました。12月4日からは第4回定例会が始まり、今年の締めくくりの議会となりますので、しっかりと対応してまいります。
師走に入り何かと慌ただしくなり、急激に寒くなった反面、本市の産業であります海苔、牡蠣はこれから最盛期を迎え、そういう面からも冬らしさを感じております。本市としても初日の出クルーズなどいろいろなことを企画して、新しい年に向かっていきます。
本日は13項目あり、各担当から説明させていただきます。記者の皆様方におかれましては、今年一年間大変お世話になりありがとうございました。私からのあいさつとさせていただきます。
会見内容
第8回定例記者会見(11月8日開催)
令和6年度第8回の定例記者会見に記者の皆様にお集まりいただき、誠にありがとうございます。今日は非常にいい日で、先ほどらくらく号というデマンドタクシーの利用者が40万人達成しております。平成21年7月にスタートし、15年経過し本日40万人達成となりました。40万人目は赤井地区にお住いの方で、リハビリなどのためにゆぷとに通うのに週3回位利用しているとのことでした。現在は月2,900人位の方が利用し、1回の利用料が300円、運転免許証返納者は100円で利用できることで、高齢者の免許返納を促すきっかけとなっているように思います。また、記者会見後には死亡事故ゼロ500日達成の褒状の伝達を宮城県知事と宮城県警からいただくこととなっております。
11月に入り、豊穣の秋ということで、農業、漁業とさまざまな収穫の秋となっています。その中で、11月3日に開催されました復興感謝第4回産業祭が開催され、天気にも恵まれ約7,300人の来場者がありました。
本日は15項目ありますが、本市の進むべき姿を含めて説明いたしますのでよろしくお願いいたします。なお、今回の会見の目玉としては、11月27日の道の駅東松島のオープンです。午前中にオープニングセレモニー、午後から一般客にオープンすることとなります。令和3年度から令和7年度までの市総合計画後期基本計画の22重点プロジェクトの最大の目玉となる道の駅が、三陸自動車道から直接乗り入れすることができる利便性の高い施設として完成しますので私自身も非常に喜んでいるところであります。市民の皆さん、特に農業漁業関係者の方にも関心が高まっているので、喜ばれるような施設となるよう、指定管理をしている東松島観光物産公社と連携して進めてまいりたいと思っております。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
会見内容
令和6年度第8回定例記者会見資料 (PDF:4,451KB)
第7回定例記者会見(10月2日開催)
令和6年度第7回の定例記者会見に記者の皆様にお集まりいただき、誠にありがとうございます。令和6年度も10月からは後半戦に入るということで、私の任期も4年の最終の後半戦に入ったのかなと思っているところでございます。そういう中で、9月議会は決算議会ということで令和5年度各種会計歳入歳出決算の全て承認いただき、一定の評価をいただいたと思っております。特に、令和5年度は世界の観光地ということで、ベストツーリズムビレッジ2023に東北で初めて選ばれている状況もあり、そういうのも評価されてきたのではないかと思っております。
そういう矢先に、国会では9日解散、15日公示、27日選挙と非常に急な日程となり、本市の選挙管理委員会としてもこれから忙しく準備にとりかかることになります。
本日の記者会見は17項目ありますが、特に力を入れている「復興感謝第4回東松島市産業祭」です。農業、漁業が発展していかないと、農村、漁村が活性化しないということで第一次産業の発展に力をいれてきました。震災で農業、漁業甚大な被害を受けましたが、国の支援で復活したことを含めて、全国の皆さんに感謝の意味を込めて産業祭を開催するものです。
それから、道の駅については東松島市総合計画の22重点プロジェクトの一つで、11月27日にオープンする運びとなっており、10月21日には道の駅の登録証伝達式が行われ、いいスタートができるのではないかと思っております。
また、働く場所づくりが私の大きな課題でありました。人口減少対策のためには企業誘致が大事であり、大塩のグリーンタウンに株式会社サワ宮城第5工場が新たにオープンすることで非常に力強く思っております。
今日は17項目ありますので、皆様からの情報発信をよろしくお願いいたします。皆様方の協力に感謝申し上げ私からのあいさつといたします。
会見内容
第6回定例記者会見(9月2日開催)
令和6年度第6回の定例記者会見に記者の皆様にご参集賜り誠にありがとうございます。
9月は16日が敬老の日、22日が秋分の日と祝日があり、観光のシーズン、スポーツの秋となってきます。3日から始まる議会においては、決算議会ということで令和5年度各種会計歳入歳出決算の審査及び認定をいただく流れとなります。
8月23日には宮城県に女川原子力発電所再稼働に係る交付金の要望を行ってまいりましたが、残念ながら、あまりよい返答は得られませんでした。今後としては、新たに核燃料税交付金の増額を含め、10月末に予定している令和7年度の宮城県の核燃料税交付金に改めて要望等していきたいと思っております。
11月27日に予定しております道の駅「東松島」のオープンに向けて、道の駅登録がされました。県内では19番目、東北では175番目となりますが、認定いただきましたので最大限生かしていきたいと思っております。
また、市長となり一番大事にしてきたのが、一次産業の振興ということで進めてまいりましたが、震災復興から13年経過し、こういう中でもしっかりと一次産業の復興感謝を伝えていくということで、今年も第4回東松島市産業祭を11月3日に開催いたします。今年も地域おこし協力隊の協力を得て、サンドアートジャパンカップ2024が開催されます。10名が3日間で制作し、砂像は3カ月くらい展示できますので、制作過程から色々な人に見ていただくこともひとつの地域交流につながるものと思っております。
それから、第1回東松島市長杯北日本スーパー古希(75歳以上)軟式野球大会が毎年東松島市で開催していただくこととなり、秋田県を除く東北5県と北海道からも集まり、12チームが参加し9月14日から開催されます。75歳以上の方々ですと、プレーも楽しみながら市内に宿泊していただくことで地域経済の活性化も期待されます。
また、緑の少年団帽子贈呈式、6周年記念オルレなど様々なイベントがありますし、10月にはリフレッシュフェスティバルということで、スポーツ健康都市を宣言している本市としてしっかりと行ってまいります。
本日の記者会見は13項目掲げておりますがよろしくお願いいたします。
会見内容
第5回定例記者会見(8月5日開催)
令和6年度第5回の定例記者会見に多くの記者の皆様にご参集賜り誠にありがとうございます。今、話題はパリオリンピックということで、日本は昨日もフェンシングの団体で優勝しており、現在、金銀銅メダル合わせて24個で、国際的には第7位の成績であります。多少寝不足でございますが、連日日本選手の活躍に喜び、嬉しく思っております。
本市でも、先週の土曜日にサッカーフェスティバルが開催され、県内から本市含めて10チーム、県外10チーム、計20チーム集まって試合をしましたが、大変の暑さとなりこの時期の開催は厳しくなってきたなと思っております。 甲子園もこれから開会し、第3日目までは日中の試合をなくして午前の部、夕方の部として開催する流れもありますが、私の個人的な考えだと、夏休み中の全国大会のあり方については、あえて熱い地域で開催するのは健康被害などを考えるといかがなものかと心配されます。日本は北から南まで長い列島ですので、春とか冬は西日本で、夏の暑い時は東北・北海道で全国大会を開催するような考えというのが、そろそろ出てきていいのではないかと思っております。今、国体の見直し論も出ているところでございますが、この暑さを考えると、夏のスポーツ大会は健康被害が心配ですので、四季がある日本列島をうまく活用し、冬のスキーやスケートなどは、もちろん東北・北海道、長野県など北日本で開催することを踏まえ、もう少し考えていってもいいのかなと思っているところでございます。
まもなくお盆に入り、子どもたちは夏休み終盤です。今年の夏休みの子どもたちの研修は盛りだくさんで、7月30日から8月1日の2泊3日で友好都市の東京都大田区に18名行っておりますし、8月2日から5日の3泊4日で、現在、北海道更別村に行って、海と大地子ども交流を行っており、本日帰ってきます。それから、北方領土の視察に市内の中学生18名が根室方面に2泊3日で行ってきます。参加した中学生は、来年2月7日の北方領土の日宮城県民集会でその成果を発表してもらうような流れになっております。いろんな夏休みの行事も含めて、視察研修もあり、子どもたちの夏休みは忙しい日程になっております。
それから、市の大きな行事として、8月のお盆明けに消防演習が開催されます。そして8月16日には100年以上の伝統ある鳴瀬流灯花火大会、24日は東松島の夏まつり、25日は松島基地の航空祭で、行事、お祭り等が多い今回の定例記者会見の内容となっております。
また、8月1日、2日に、本市が代表幹事のUPZ関係自治体5市町首長による島根県視察に行ってまいりました。一日目は出雲市役所、二日目は島根県庁で説明を受けてきました。これを基に、女川原発の再稼働についての交付金について、UPZ関係自治体5市町で8月23日には宮城県知事に要望を出すこととしております。
本日は暑い中、お集まりいただきまして心から感謝申し上げます。
会見内容
第4回定例記者会見(7月2日開催)
6月23日に梅雨入りし、西の方では大変な豪雨で被害が出ている所もありますが、こちらの地域はダムの貯水率が下がってきている中でありましたので、農家の方々にとっても恵みの雨となったのではないかと思っております。
最近、特に感じているのが地球温暖化の問題であります。先日、クーリングシェルターの設置を発表しておりますが、温暖化の問題はさまざまな産業にも影響が出てきており、特に漁業には一早く出てきている状況ではないかと思っております。
もう一つが、消滅可能性自治体の発表があり、やはり自治体にとっては少子化、子どもが生まれる数が少ないというのは、悩みの種でございます。そういう面からも、生き残りをかけた自治体間の競争というのも出てくるのではないかと思っておりますので、しっかりとした子育て支援策、そして雇用の働き場の創造創出に力を入れていくべきではないかと考えております。
本日、13項目を出しております。今週の7月7日の日曜日に野蒜海岸のビーチクリーン作戦を行うことにしており、1,000人規模で行いたいと思っており、伊藤環境大臣も参加していただける予定となっております。
先日行われました、米国主催多国間演習ヴァリアント・シールド2024は、非常に心配しておりましたが、最終的にはF-16戦闘機が2機来たということですが、その訓練飛行も実質2日間であり、騒音もほとんど出ていないような状況で、何事もなく帰還していただき私としては非常に安堵しております。これらについて、宮城県と東北防衛局、そして防衛省の方にも私の方から直接伺い、今後の対策も含めて要望してきております。
あと、本市として初めて、ふるさと納税の返礼品コンテストを行います。本市の場合は、昨年は約6億3千万円ぐらいあげていますが、基本的には10億ぐらいを目指していきたいと思っております。総務省の方でも、このふるさと納税についてかなりさまざまな規制があり厳しくなってきている中ですが、どのような形で、本市の特産品を出していくかが一つのポイントとなってきますので、こういうふるさと納税返礼品コンテストなどを行ってまいります。
また、これに伴い市としても、職員からいろいろなアイデアを出してもらい、近いうちにふるさと納税の作戦会議など行ってまいります。うまくいけば、税収を上げることが可能ですので、果敢に挑戦していきたいなと思っているところでございます。
今年初めて、友好都市の大田区に、小学5年生18人が子ども交流として行ってきます。小学6年生だと修学旅行がありますが、5年生で東京のいろいろものを見て感じてほしいなと思っております。行き先は、羽田空港、横浜の港、タワーなど見学し、初めて大田区との子ども交流がスタートすることになっております。
これから各担当より説明いたしますので、よろしくお願いします。
会見内容
第3回定例記者会見(6月7日開催)
5月の観光シーズンも終わり、本市として今年度は観光元年と位置付けておりますので、日本三景の一角を占める奥松島を最大限活用しながら、さらに具現化していきたいと思っております。令和4年にはオランダに事務局があるグリーンデスティネーションズから世界の持続可能な観光地トップ100に選ばれ、昨年10月には国連世界観光機関からのベストツーリズムビレッジ2023に選ばれ、2つの認証をいただいていることを最大限活かし、今年4月からは松島に年間300~400万人が訪れる観光客の一部を誘客したく、奥松島、宮戸の方に船も就航させておりますので、そういう流れで観光に力を入れていきたいと思っております。
また、6月5日は台湾から奥松島オルレに20名ほど来ており、昨日は韓国から25名ほど来て食事や宿泊していただいているので、これも一つの経済効果になっているのではないかと思いますので、観光客誘客に向けて進めてまいりたいと思っております。
6月は議会定例会の準備を進めており、日程は6月13日から24日まで行うことになります。一般会計で3億ほど追加しており、当初予算後に確定した事業等について若干補正させていただいております。
また、最近対応が求められることが多い、米国主催多国間演習ヴァリアントシールド2024ですが発表されたのは5月24日(金曜)でしたので、直ぐ27日(月曜)に東北防衛局長にお会いし、訓練の内容について確認しております。その足で宮城県庁の基地対策を行っている企画部総務課に行き、午後には松島基地司令とも話をしております。その後も関係者と対策会議を開き、一昨日は知事宛てに要望書の提出をしてきたところでございます。本市としては初めてのことで、国が決めるものとなりますので市長としてできることは限られておりますが、私としては騒音対策をしっかりとしていただくことと、粛々と無事に訓練が終了するのを祈っているような状況でございます。
また、11月末にオープンを予定しております道の駅についても名前が正式に決まりました。6月には防災訓練があり、市をあげて対応していきたいと考えております。今日の定例記者会見は15項目あり限られた時間ではございますが、しっかりと担当からご説明いたします。
本日は大変忙しいところご参集いただき誠にありがとうございました。
会見内容
第2回定例記者会見(5月2日開催)
ゴールデンウィークは非常に天候にも恵まれ、東北地方にも多くの観光客の皆さんが来ているような感じがしております。本市も日本三景の一角を占める奥松島を有する東松島としてしっかりと観光に力を入れてまいります。特に、世界の持続可能な観光地トップ100、ベストツーリズムビレッジと選ばれ、国際的にも2つの認証をいただいておりますのでそれらを最大限活用していきたいと思っております。
このような中、4月15日に能登地方に被災地の訪問も含め、本市の職員も派遣しておりましたので行ってまいりました。本市の対口支援として、宮城県が対口支援している輪島、能登町を中心に見てまいりましたが、輪島市の朝市市場通り周辺では発災後100日過ぎているところですが、被災地の復興がほとんど進んでいない状況でございました。
本市の対口支援先の能登町につきましては第6陣まで職員派遣を行っており、さらに5月1日からは、11か月間新たに長期の職員を派遣しております。13年前に本市を応援いただいたそのお返しをしっかりとしていきたいと思っております。併せて義援金等も集まっているものについてはしっかりと送金していきます。台湾でも4月に地震があり、本市としても募金活動を行っている状況でございます。
また、5月1日からクールビズを進めておりますのでご理解いただきたいと思います。
先日、人口戦略会議が発表した全国の1,718自治体のうち、消滅可能性自治体が新聞等々で報道され、全国の4割強の744自治体が消滅する可能性があり、そして県内では35自治体中19自治体が消滅可能性自治体ということになり、本市はそれに入ってはおりませんでした。今回の流れを見ても、宮城県の場合は仙台市に近いところはほとんど消滅自治体にはなっていない中で、やはり100万都市の仙台近辺は色々な面でどうしても人口が集中する、さらに一方では大衡村にある仙台北部中核工業団地は、企業が張り付くことで若い人も集まり、そこに就労と住居を構えるという流れで、大衡村は前回の5年前では消滅可能性の自治体でありましたが、今回は逆に自立できている自治体になっています。この人口減少問題については、日本全体の問題ですが一番の問題としては、やはり少子化というところでございます。後で本市の5月1日時点の人口のトータルも出しますが、これを見ると、70~74歳の年齢層で見ると3,065人ですが、0~4歳の年齢層では1,168人しかいなく、我々のようなベビーブーム時代で生まれたときと比べると3分の1となるような状況になっています。子どもを産み育てていく政策をそれぞれの自治体ごとにすると、人口の奪い合いのようになるので、子ども家庭庁が中心となり子育て環境をもう少し強力に、人口政策を含めて進めてほしいと思っているところでございます。
ゴールデンウィークが始まり、今週あたりからは田植えが始まり、農家の方も非常に忙しくなる時期になります。私は田植え後の1か月が緑が非常に美しくなる季節であり、緑豊かな東北の良さが出てくるのかなと思っております。
また、この記者会見終了後に脱炭素先行地域に選ばれていることもありまして、カーポートソーラーとEV車のお披露目式が駐車場で予定されておりますので、マスコミの皆様にご理解いただき、本市の脱炭素社会の進め方などをPRしていただければ幸いでございます。
本日はお忙しい中、記者の皆様にお集まりいただきましたことに感謝申し上げて開会のあいさつとさせていただきます、ありがとうございました。
会見内容
第1回定例記者会見(4月5日開催)
あいさつ
令和6年度の第1回目の定例記者会見の開催にあたり、多くの記者の皆様にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。令和6年度のスタートとして各種式典執り行っているところでございますが、4月3日に台湾花蓮県で発生した地震の衝撃的な映像が届き、13年前の東日本大震災当時のことを思い起こされました。早速、本市では市役所関係を含め市民センター等の15カ所に募金箱を置かせていただいております。台湾も地震の多い国であり、これまでも2回、3回とその都度義援金等々のお見舞い金を送っておりました。本市の場合は、東日本大震災の時は約5億円を超える支援を受け、世帯数により3万円または5万円、あるいは7万円と現金給付を受けたことは市民の皆様も覚えておりますので、可能な限り応援していきたいと思っております。
また、3月末に台湾の校長先生方が34名ほど本市に訪れた際には、台湾の高校生を対象とした教育旅行を私のほうからお願いしております。このように台湾から来ていただいた関係もあり、これからも台湾とは訪日の観光も含めて繋がっていくのではないかと思っております。
桜前線も北上してきまして、本市でも7日に滝山で桜まつりを開催することとなっております。桜の開花についても年々早まり、今年も早くなるのかと思っていましたが、3月末の寒気で7日となりましたが、この時期は風が強いことと三寒四温で暑さ寒さが繰り返してきている状況でございます。
令和6年度のスタートということで、すでに227億円の一般会計についてお示ししておりますが、今年は何が一番かなと思いますと、11月の道の駅開業が大きな行事になります。また、私としては3月31日に日本三景松島から奥松島へ遊覧船の新航路を開設することができました。これは約25分で松島海岸から宮戸のあおみなの桟橋まで行けるようになり、こういうことも含めこの令和6年を「観光元年」にしたいという思いがあります。なぜかと言いますと、日本三景松島の一角を占める奥松島について、NHKのTV番組「ブラタモリ」で陸の松島として宮戸、野蒜地区を放送していただきました。併せて、令和4年度にはオランダに本部がありますグリーンデスティネーションズから、世界の持続可能な観光地トップ100に選ばれ、令和5年度にはスペインに本部があります国連世界観光機関からのベストツーリズムビレッジ2023に認定され、この2つの認定を受けているのが、北海道ニセコ町、岐阜県白川村と本市であり、こういう世界的な認定や日本三景の松島という国内の評価をしっかりと前面に出して、観光にもっと力を入れていくべきではないかと思っております。仙台空港もインバウンドの来日客が訪れるようになってきており、県と連携をとりながら観光元年にふさわしい観光事業を進めていきたいと思っております。
今日の会見は12項目ありますが、その中で元旦に起きました能登半島の地震においての支援はすでに第5陣まで職員を派遣しており、また新たに第6陣も派遣します。私も4月中旬に能登半島の能登町、穴水町、輪島市にお見舞い方々行ってまいります。
また、桜まつりは4月7日に開催されますし、本市の最大の祭りの航空祭は8月25日でその前日24日が東松島の夏祭りがあります。こういうことも、本市にとっては大きな観光の目玉となりますので、しっかりと進めていきたいと思っております。8月24日はブルーインパルスが飛ぶことが決定しておりますし、25日は基地の航空祭で午前1回、午後1回のブルーインパルスの展示飛行が予定されており、後日、松島基地のほうから詳細がでるかと思います。8月24日が東松島夏祭りで25日が航空祭と日程だけは確定しておりますのでよろしくお願いします。
本日は大変お忙しい中、また年度初めのお忙しい中、記者の皆様にお集まりいただきましたことに感謝申し上げたいと思います。今日はありがとうございました。
会見内容
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お問い合わせ先
東松島市
〒981-0503 宮城県東松島市矢本字上河戸36番地1 東松島市役所
電話:0225-82-1111 FAX:0225-82-8143
