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令和5年度定例記者会見

更新日:2024年3月19日

第12回定例記者会見(3月13日開催)

 市長あいさつ
 おはようございます。第12回定例記者会見ということで令和5年度としては最後の記者会見となりました。3月は市にとって議会が一段落しており、一般会計で227億8,300万円という、本市の人口規模からすると大きな当初予算が可決されましたので、しっかり前に進めていきたいと思っております。
 また、卒業式等もあり3月は別れの季節でありますが、本市においても、3月末で小山副市長が勇退され、4月からは公社の社長として「道の駅」や「松島~宮戸間航路」の新設など観光関係に力を入れていただくようになります。本日出席している高橋総務部長、佐々木保健福祉部長、小山教育部長の3部長につきましても役職定年ということで、この役職からは3月をもって去ることになります。3月は皆様にとっても我々にとっても寂しい季節ではありますが、新たに4月に向かって進めていきたいと思っております。
 最近は石川県の能登半島災害関係が大きな話題でありますが、参議院の予算委員会において、災害瓦礫処理について自民党議員より質問があり、伊藤環境大臣よりリサイクル率が高く、地域での雇用創出や、処理単価が安くなった東松島方式について説明いただき評価いただきました。本日も石川県議会より6名の方々に視察にお越しいただき、本市のこれまでの取組みについての説明や、午後3時30分過ぎからは私が現地案内を行う予定となっております。
 昨日第3陣として帰ってきた職員によりますと、瓦礫処理について環境省から依頼があり行きましたが、東松島方式には興味を持っていただいておりますが、本市との決定的な違いは、能登町は山と海が近すぎて平場がほとんど無く、そういった点も踏まえリサイクル率や処理単価の問題、地域経済にどのように瓦礫処理経費を残していくかが今後の課題になるかと思います。4月1日から新たに職員の長期派遣についても検討しておりますし、20日(水曜)も第5陣を新たに出発させる予定としております。我々は13年前にお世話になった恩返しをする必要がありますので、積極的に応援に取り組んでいきたいと思います。
 本日はその他項目も含めて13項目ございます。限られた時間ではありますが、本日もどうぞ宜しくお願いいたします。

会見内容

第11回定例記者会見(2月9日開催)

市長あいさつ
 みなさんこんにちは。昨今は1月1日に発生した能登半島地震のニュースが非常に大きいですが、本市でも2月5日から7日まで副市長を中心として能登半島の穴水町、輪島市、県が対口支援をしている能登町、そして小松市を調査してきました。写真を見ると大変な状況であり、特に耐震対策をしていない木造住宅が多く倒壊したように感じました。そういった面で耐震化は非常に重要だと改めて思っております。本市としても息の長い支援になると思いますが、現在も職員2名を能登町へ派遣しており住宅の被害判定等を行っております。引き続き県との連携の中で県の対口支援先である能登町の支援をしていきたいと思っております。また、小学生・中学生を中心とした義援金も多く集まっておりますので、今後第2弾として届けるようになるかと思います。
 今回の2月定例記者会見の大きな点は、2月15日から始まる市議会の定例会案件であります。一般会計で22,856,000千円の予算を組んでおり、対前年度比で-0.3%となっておりますが、内容としては投資的事業の構成率も高く積極財政を組んでおります。私としても2期目の最後の予算でありますから積極財政で組んでいる状況であります。
 また、若い世代から要望のありましたスケートボードパークのオープニングセレモニーを2月10日に開催しますので皆さんにはPRをお願いしたいと思っております。
 やはり昨今は人口減少が問題であり、本市も1年間で1%減少している状況であります。これまでは近隣自治体よりも人口減少が少ない街として健闘してきましたが、全国の地方都市の宿命でありますが我々の街にも人口減少の波が来ているなと感じております。今後どれだけ人口を維持していく政策ができるか、例えば企業誘致をして働く場所を確保できるか、若い世代の子育て環境の充実、学校の施設充実、高齢者の福祉サービスの充実が結果的に市町村間の競争にもなり、選ばれる街になれるよう頑張っていきたいと思います。 これはふるさと納税も同様で、魅力ある返礼品を出せば街として納税額も上がってくると思います。本市でも現在6億円を目指して頑張っている状況であります。
 また本日、午後4時15分に女川原発UPZの関係で5市町の首長で県庁へ行く予定です。5月30日にUPZに核燃料税の交付をお願いしておりましたが、先月県の担当部長等が各自治体を訪問して県の方針などを示していきましたが、納得のいく交付金ではありませんでしたので、核燃料税の交付について再度申入れを行いに行ってきます。今年度も人口減少をはじめ何かと厳しい状況ですが、それらを踏まえながら新しい令和6年度の予算、議会に向けて職員一丸となって頑張っていきたいと思います。
 本日も宜しくお願いいたします。
会見内容

第10回定例記者会見(1月5日開催)

市長あいさつ
 新年明けましておめでとうございます。
 2024年、令和6年辰年ということでスタートしましたが、元旦早々から令和6年能登半島地震による大きな被害が出ました。次の日は羽田空港で航空機事故がありました。お亡くなりになられた皆様に心から哀悼の誠を捧げると共に、被災した方々にとっては大変な時期が続くと思いますのでお見舞い申し上げます。
 能登半島地震に対しまして、今朝午前8時30分に災害支援等ということで飲料水4,800本、毛布1,000枚、ブルーシート500枚、マスク10,000枚を石川県へ送っております。支援の経緯としては、昨日、航空自衛隊小松基地のある小松市の市長へ連絡したところ、小松市はそれほど被害はありませんでしたが、石川県へ支援してほしいということで、支援物資をまとめている石川県産業展示館へ本日出発しました。併せて募金箱を市役所、鳴瀬庁舎、各市民センターへ設置いたしました。12年9か月前の東日本大震災で受けたご恩を返すということでしっかり応援していきたいと思います。今後は職員の派遣についても出て来ると思いますので、しっかり対応していきたいと思っているところです。
 また、羽田の航空機事故等については、海上保安庁の方が5名ほどお亡くなりになられたということで、被災地に支援物資を運ぶために準備をしていた飛行機ということで、大変心が痛む事故でありました。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
 今日の定例記者会見ですが、色々なことがあり午後からになりました。記者会見終了後も、村井知事へ新年の挨拶等をしてくる予定となっております。
 皆さん、今日市役所に入ってくる時、玄関にある砂像の龍にお気づきになったでしょうか。本市の保坂さんがサンドアートで龍を作っておりますので、ぜひご覧いただき、報道していただきたいと思います。
 令和6年は辰年ということで景気が良くなることを期待しております。令和5年はコロナからの脱却ができまして、通常どおり航空祭や夏祭りなど様々な行事も行えました。東松島市第2次総合計画で掲げる22の重点項目の一つである「道の駅」の着工も出来まして、今秋11月頃オープンできるかと思っています。併せて、国連世界観光機関が認定するベスト・ツーリズム・ビレッジ2023に本市が選ばれました。本市は一昨年、オランダにある世界の観光地認証機関であるグリーン・デスティネーションズが指定する「世界の持続可能な観光地トップ100」にも選ばれており、両方選ばれているのは日本で北海道ニセコ町、岐阜県白川村と本市の3か所のみであります。この3か所をインバウンドも含めて観光産業として前面に出していき、日本三景松島と奥松島宮戸をつなぐ定期航路の開設に力を入れていきたいと思っております。
 また、本市としては人口減少を遅らせるための施策をしっかり作っていきたいと思っております。そのためには企業誘致を進めながら、子育て環境、教育環境の整備、例えば令和6年度から学校給食費について、保護者負担の半額程度を市が支援していくなど、形が見えるような支援を行っていきたいと思っているところでございます。
 本日は14項目あります。担当から説明させていただきますので宜しくお願いいたします。
 また、令和6年も、記者の皆様には様々な機会で情報を発信していただきたいと思いますので、引き続きお力添えをお願いしたいと思います。今年もどうぞ宜しくお願いいたします。 
会見内容

第9回定例記者会見(12月4日開催)

市長あいさつ
 みなさんおはようございます。令和5年度第9回目の記者会見となりました。
 師走となり忙しい季節となりましたが、一年を振り返るとコロナが減少傾向となり日常が取り戻せたかと思っておりましたが、11月、12月になりインフルエンザがまた流行ってきており気が抜けない状況となっております。学校でも学級閉鎖となっている学校も出てきており、しっかり対応していきたいと思っております。
 さて、今年を振り返ると、本市としては今日ここに認定証とトロフィーを持ってきておりますが、ベスト・ツーリズム・ビレッジに認定ということで、全国で6か所しか選ばれておりませんが、それに選ばれております。その前に本市はオランダにある世界の観光地認証機関であるグリーン・デスティネーションズが指定する「世界の持続可能な観光地トップ100」に選ばれており、両方選ばれているのは北海道ニセコ町、岐阜県白川村と本市で、震災後の本市の観光がスタート出来ていると思っております。
 また、東松島市で育ててきた日本ウェルネス宮城高等学校3年の大内君が楽天球団から指名を受けたということで、現役高校生で指名を受けたのは東北で4選手しかいません。スポーツ健康都市を宣言している本市としては嬉しい限りです。
 また、今年は縄文シティサミットの開催や、パークゴルフ、ビーチテニスの全国大会の開催、消防関係では「特別表彰まとい」という最高表彰を受けました。そのほか、防災マップの作成や東松島市となって初めての女性模擬議会の開催など、様々な行事が出来た一年だったと思っております。
 一番大きいのは道の駅についてですが、建物の発注が先日臨時議会で承認を得たところですので来年の11月頃にはオープンできるのではないかと思っており、これも一つの話題かと思っております。
 今朝も一段と寒くなりましたが、これから本市特産の海苔や牡蠣の生産に活気が出てくる時期で、今朝もNHKで市内の海苔業者が出ておりました。
 また、12月7日から18日まで市議会定例会が始まりますが、大きな点としては、非課税世帯へ7万円を支給するということで、年内に可能な限り支給できるよう事務局で頑張っております。
 令和5年としては最後の記者会見となりますが、今年も皆様方に大変ご協力いただき、本市の政策をしっかり周知できたということに感謝しております。皆様にとって良い一年で締めくくっていただき、新しい年を迎えていただきたいです。
 本日も宜しくお願いいたします。

会見内容

第8回定例記者会見(11月6日開催)

市長あいさつ
 みなさんこんにちは。普通であれば午前中の開催ですが、私たちの諸行事が立て込んでおりまして本日は午後からの開催にもかかわらず、お集まりいただきありがとうございます。
 11月に入り、今年も残すところ2か月を切りとても早く感じますが、11月になってもこの様に暑い日が続いており、これは海水温にも影響しておりまして、本市の牡蠣も出荷が1か月遅れて始まっておりますし、海苔についても色がうまく付かず良いものが生産されていないとのことです。やはり一定の雨が降って栄養のあるミネラルが川から出ていかないと海苔は育たないので、たまには雨も良いのかなと思っております。
 11月はまさに実りの秋、スポーツ・文化の秋ですが、東松島市民で一番嬉しい話題は日本ウエルネス宮城高校の生徒がプロ野球から指名を受けたことで、本日私のところに指名を受けたと挨拶に来ていただきました。私たちが誘致した高校の第2回生で、東松島市で育て上げた選手がプロ野球の指名を受けたということで非常に嬉しく思っております。
 本日の会見は14項目ありますが、その中で私が嬉しいのは国連の世界観光機関による「ベスト・ツーリズム・ビレッジ2023」に選ばれたことです。これは人口が約15,000人以下のエリアが対象で、日本では6か所しか選ばれていません。2年前に北海道のニセコ町、京都府南丹市美山町、昨年は認定が無く、今年は北海道の美瑛町、長野県の白馬村、岐阜の白川村など小さな地域が選ばれており、本市では鳴瀬の宮戸・野蒜の奥松島地域が選ばれました。いずれにしても国連の世界観光機関が選んだ中に本市が入っていることは非常に意義がある認定を受けたと思っております。
 また、11月には毎年行っております市政功労者表彰式、12日(日曜)には「復興感謝 第3回東松島産業祭」も開催されます。産業祭は寒さの関係で昨年より1週間早めての開催となります。本市の基幹産業である農業・漁業・商工関係の皆さんも含めて出品していただき良いお祭りにしていきたいと思っており、「復興感謝」というところに一つの意義があると思っております。
 それでは本日はどうぞ宜しくお願いいたします。
会見内容

第7回定例記者会見(10月3日開催)

市長あいさつ
 おはようございます。第7回定例記者会見にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。
 10月に入り、これから実りの秋、スポーツ・芸術の秋となります。周辺では稲刈りもだいぶ終了してきており、朝晩も涼しくなってきました。今までの暑さの影響で一等米比率の心配もありますが、今後10月11月は本市特産ののりや牡蠣の収穫時期を迎えますので、海上の影響が無ければよいと思っております。新聞によると9月には仙台の平均気温が平年値より2.66度上がっているそうで、これは7月8月と連続で最高値を記録しているということで、まさに温暖化が一気に進んでいるのではないかと思っております。そのような中、本市は脱炭素先行地域に選ばれておりますので、本市で出来る事をしっかり進めていかなくてはならないと思っております。
 嬉しいニュースでは、岩手県出身の大谷選手が大リーグでホームラン王を獲得したことがあります。本市は「スポーツ健康都市」を宣言しておりますので、秋は各種スポーツ大会が開催されます。その中には、今年度初めての開催となる「小学生オリンピック競技会」や、矢本海浜緑地パークゴルフ場で開催される「全日本パークゴルフ大会 2023 in 宮城 チャンピオンシップ大会」のほか、「日本ろう者サッカー協会・デフフットサル女子日本代表強化合宿」など、様々なスポーツ関係の行事が市内で行われます。
 また、市としても10月になり令和5年度の後半戦に入ってきます。令和5年度の目標は市の総合計画にあるとおり「住み続けられ持続・発展する東松島市~地方創生のトップランナーをめざす~」ことに変わりなく、これに向かって進んでいくところです。今若干遅れ気味な事としては、道の駅ですが、10月に建物の入札等を行うと、どうしても1年くらいはかかりますので来年の秋頃にオープンできれば良いと思っております。
 本日は会見項目が18項目ございますが、その中には、松島宮戸間の嵯峨渓遊覧特別便の運航が入っております。この日は松島の交通社会実験が行われる日でありまして、私としては、土日祝日に松島から宮戸里浜までの定期就航を目指して、今後のインバウンド含めた観光の受け入れ体制をこちらから作っていくことを考えています。
 また、「令和5年度いしのまき圏域SDGsシンポジウム」が本市で開催されます。脱炭素社会・環境問題についても市として積極的に取り組んでいきたいと考えております。
 それでは、各項目について各担当から説明いたしますので、本日はどうぞ宜しくお願いいたします。

会見内容

第6回定例記者会見(9月1日開催)

市長あいさつ
 おはようございます。第6回定例記者会見にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。
 本市にとって最大のお祭りである夏祭りと航空祭が無事終了し、多くのお客様に来ていただき一安心しております。また、8月23日(水曜)にはUPZ自治体ということで女川原発を視察させていただき、来年2月の再稼働に向けて着々と準備態勢が整っていることを確認してきました。
 若干心配な点はコロナが拡大してきていることですが、現在の5類の場合、市内の感染者数を把握できませんが、石巻保健所管内での数字は出ており、市内の学校でも一部のクラスで休んでいる状況もあるため心配しております。
 また、毎日30度を超える記録的猛暑が続いており、毎年この様な状況になってしまうと農作物や海の環境も大きく変わってしまうのではないかと心配しております。今年1年だけの猛暑ではなく毎年続くようであれば、地球全体で温暖化対策が必要ではないかと思います。
 また、最近東京電力福島第一原発からアルプス処理水の放出があり、残念なことに中国から日本に抗議の電話が来ております。日本としてはIAEAの国際基準に合致して放出している訳ですが、全国の自治体に様々な電話が来ているようで非常に残念で、新たな風評被害に及ばないか心配しております。
  今日から9月ですが、スポーツの秋となり、特に本市ではスポーツ健康都市を宣言しておりますので、大きい大会としては10月8日(日曜)にNPGA杯「第13回全日本パークゴルフ大会」が開催され、他にもリフレッシュ大会など市のスポーツ協会中心に様々な行事を行う予定となっております。また、株式会社河北新報社とヤフー株式会社で協力していただいておりますツール・ド東北ですが、今年で10回目の記念大会であり、9月17日(日曜)がメインで気仙沼・女川で行われ、本市は前日の9月16日(土曜)に奥松島での開催となります。
 また、9月に入りますと9月定例会が行われます。予算においては一般会計補正で32億円を追加しており、トータルで268億円になります。補正の32億円のうち18億円は繰上償還をしております。特に9月は決算議会と言われ、決算の承認・認定が行われ、1か月ほど開催されるため様々な形で議会の対応に当たることとなります。
 今日の第6回の定例記者会見は猛暑が続く中での開催となりますが、皆様に感謝するとともに、まだまだコロナが増えてきております。庁舎内でも増加しており、私たちも会議等でなるべくマスクをして自ら予防しておりますので、皆さんも十分注意して暑さを乗り切ってください。
  私からは以上となります。本日はどうぞ宜しくお願いします。

会見内容

第5回定例記者会見(8月3日開催)

市長あいさつ
 おはようございます。本日も猛暑の続く中お集まりいただきまして誠にありがとうございます。
 これだけの猛暑が続くと市の産業である農業について、夏野菜などが心配されます。また、水産についても海水温が上昇すると海の生態系を変化させ、本市では鮭の回帰率が悪くなっている状況で10年前の1%~2%程度になっております。そういった面でも環境問題は非常に大事な問題で、一方では沖縄に来ている台風についても大型化していることにも関係しているのではと推測しております。
 市役所としては9月6日から定例会が開催され、決算議会と言われておりますが、令和4年度の決算について調整しながら最後の締めに入っているところであります。
 また、コロナも2類から5類に変わりまして、子どもたちにとって夏休みの思い出というのは、各地域でのお祭りなどが大人になっても思い出として残る故郷の行事です。ここ2~3年できなかった地区のお祭りがやっとそれぞれの地域で開催されるようになり、非常に良いことだと思っております。地域にとっても連携やコミュニケーションの場でもありますので大事にしていきたいと思っております。
 本市の最大のお祭りとしては、夏まつりと航空祭があるわけですが、26日の夏まつりではブルーインパルスの展示飛行もおこなわれます。27日の航空祭は昨年までは入場制限をかけておりましたが、今年は制限がないことから、おそらく多くの人出になるのではないかと思っております。仙石線についても前回よりさらに増便すると伺っておりますので、JRで来ていただきますと、矢本駅から700メートルで自衛隊の基地に入れる「ブルーインパルス通り」を使っていただきたいと思います。
 また、8月16日には今年で100回目を迎える鳴瀬流灯花火大会がおこなわれます。鳴瀬川、吉田川を抱える旧鳴瀬町の方々にとっては、100年に及ぶ地域の大きな行事で、灯篭を流し花火と合わせて非常に幻想的な伝統あるお祭りです。
 また、夏といえば子どもたちの様々なスポーツも盛んに行われます。8月6日にはサッカーフェスティバルが開催され、非常に大規模な大会となっております。
 また、視覚障害をもっている方々のデフフットサル、デフバスケットボールの日本代表強化合宿が8月11日~13日までおこなわれます。本市はSDGsを掲げ「誰1人取り残さない」という考えの中でデフサッカーやデフバスケットボール日本代表の合宿などにも協力していきたいと思っているところです。
 後ほど説明いたしますが、やはり人口減少は非常に厳しい状況です。一番は生まれる数が非常に少なくなっているのが課題です。 20年~25年前と比較すると生まれる数が半分になっておりますが、本市の将来の基本目標「住み続けられ持続発展する東松島市」として、人口を確保していくことが大事です。そういう面では企業誘致として、今回日産プリンス様が柳の目北工区に3つ目の企業として8月17日に進出します。また、大塩のグリーンタウンやもとには(株)サワ様が第5工場を建設していただけるので、そういった面では働く場の確保が着々と進んでいるのかと思っております。
 私からは以上となります。本日は暑い中お越しいただきありがとうございます。

会見内容

第4回定例記者会見(7月4日開催)

市長あいさつ
 おはようございます。いよいよ夏が近づいてきまして、まだ梅雨は明けておりませんが、九州では大変な災害が起きておりまして、被災した地域の皆様にはお見舞い申し上げます。特に南九州の方、鹿児島県、熊本県が大変であり、我々も12年前災害が起きておりますので、災害はいつどこで起きてもおかしくない今の状況ですが、起きたら本当に大変だなと思っているところでございます。
 7月1日(土曜)には千人規模で野蒜海岸のビーチクリーン活動を行いました。航空自衛隊松島基地、陸上自衛隊、ウェルネス高校、市内スポーツ少年団、大東文化大学の相撲部、東松島市建設業協会等々にも来ていただき、大変盛況な中でごみ収集活動を行うことができました。早速ですが7月14日(金曜)には野蒜海水浴場開き、7月21日(金曜)には月浜海水浴場開きと続き、夏の催しが始まります。また、7月16日(日曜)には野蒜海岸でビーチテニス大会も行われます。
 私の出馬した時の公約の中には「企業誘致・働く場所の創造」を掲げておりました。働く場所をしっかり作り人口を維持していこうと大きな考えの中で進めてきましたが、今回、東松島市柳の目地区産業用地に、6月には宮城日野自動車株式会社石巻営業所がオープンし、今回7月15日(土曜)にはネッツトヨタ仙台株式会社石巻港インター店が、8月には日産関係がオープンすることとなり、いよいよ石巻西高校の北東部側が全部埋まることとなりました。併せて、本日記者会見終了後、株式会社サワの新工場の立地協定締結式が行われます。こちらも約2万平米近い面積を買っていただき、場所は大塩地区のグリーンタウンに第5工場を新設することとなりました。また、これに関連することとなりますが、宮城県知事の「“みやぎの現場”訪問事業」がありまして、平成30年5月にKDDIエボルバに知事が来て以来、5年振りに知事の現場訪問が7月7日(金曜)株式会社サワで行われますので、しっかり企業誘致を進めていきたいと思っております。
 本市は工業出荷額の伸び率は県内でも最高クラスの伸び率となっていると思います。そういったことも含めて働く場をしっかり作っていくことが大事だと思っております。
 7月になりまして、地域経済活性化のため、「ひがしまつしま3割増商品券」の発行を行う予定となっておりまして、1万円で1万3千円の物が買えることとなり、1世帯3セットまで、3万9千円分まで購入できることとなります。
 また、様々な手違い等々で今話題となっておりますが、本市ではそういった事は起きておりませんが、マイナンバーカードの交付率は現在、国・県を上回っております。1月は国・県からだいぶ下回っておりましたが、2月の強化月間もあって、現在は国・県の交付率を上回ることができております。そういった明るい話題も出てきている中で、4年前に本市で誘致したウェルネス高校の野球部員が新聞に出ております。身長が191センチあり、春の東北大会をかけた大会では144キロも出しており、7回投げて11三振と能力が非常に高く、今後夏の甲子園を目指してどこまでできるか、これも明るい話題かなと思っております。
 私からは以上でございます。皆様大変ご苦労様でございます。

会見内容

第3回定例記者会見(6月5日開催)

市長あいさつ
 おはようございます。6月に入りこの辺りでは田植えもほぼ終わり、これから緑が日一日と美しくなってくるのかなと思っております。昨日は鷹来の森運動公園で高総体のソフトボール大会が行われ大変賑わっておりました。来週からは石巻地区の中総体も始まり、スポーツに最適な季節になってきたと思っております。
 そのような中、5月30日(火曜)に女川原子力発電所のUPZの核燃料税の関係で、UPZの5市町の代表幹事として知事にお会いしまして、核燃料税の交付拡大をお願いしたわけですが、知事からは令和6年2月定例会に出しますと話を受けております。そうなると令和6年度からになるのか、私としては補正予算としてもらいたいと思いますが、最終的には交付するのは県となりますので、県に従っていきたいと思っております。私としてはUPZ全体で約4万8千人の避難住民がおりますので、ぜひ重く受け止めてほしいと思っております。これでまで県議会の中で要望があっても前に進む答弁がなかったので、やっと扉が開いたというのが私の実感であり、これから恒久的な財源が確保でされたのではないかと思います。それから、5月28日(日曜)には、コロナ禍でやりかねておりましたが水防訓練を鳴瀬川の左岸でやらせていただきました。また、昨日6月4日(日曜)は防災訓練を行いました。これまで避難は徒歩という条件付きでしたが、車避難も認めるというのが本市の新しい方針です。なぜかというと、東日本大震災の際、本市では何千台何万台という車を廃棄する状況になりました。何百万もする車を持っている方々が自分の財産である車を守りたいという思いがあることから、車での避難も可能としたということで、私は航空自衛隊の救難ヘリコプターに乗り上空から見ましたが、鷹来の森運動公園は高総体で駐車場がいっぱいでしたので、JAいしのまきのカントリーエレベーターの方へ避難車両がスムーズに入っていくのを上空から見てきまして、新たな避難の形態かなと思っております。今回は区域を限定しての訓練だったので、実際は市内の至る所から鷹来の森、大塩方面や、新たに計画している道の駅駐車場方面へもどんどん車が入ってくると思うので、そういった所も活用し、今後防災訓練で皆さんに大体の流れを理解していただくことが大事かなと思っております。
また、6月1日(木曜)に松島基地司令から電話があり、6月2日(金曜)に今年の航空祭についてプレスリリースを行うと連絡がありました。日程は8月27日(日曜)であり、本市では8月26日(土曜)に夏祭りを行うこととしておりましたので、今までの恒例であれば、夏祭りの日に午後からブルーが飛び、航空祭の日は午前午後1回ずつ、合計2日間で3回ブルーインパルスが飛ぶということで、全国の航空祭にブルーインパルスが行くわけですが、基地としての展示飛行は多くの航空ファンにとっては見逃せない場所ではないかと思うので、今年は大変な人出を予想している状況でございます。
 また、花の香るまちづくり事業ということで、年間約430万円の予算をつけて市内の全ての8地区自治協議会中心に花植えをしております。半分くらい終わりましたが、6月11日(日曜)午前6時から矢本西市民センター中心に上河戸フラワーアベニュー植栽事業が行われ、矢本インターを降りた所で毎年非常にきれいに植えている場所となりますので、ぜひ見ていただきたいと思っております。
 また、6月8日(木曜)から19日(月曜)まで市議会が開催されます。監査委員が変わるということや、一般会計の補正予算で1億9,460万円の補正予算を計上しており、トータルで236億800万円となり、経済対策等を含めたものとなっておりますので、宜しくお願いいたします。
 私からは以上となりますので、本日はどうぞ宜しくお願いいたします。

会見内容

第2回定例記者会見(5月2日開催)

市長あいさつ
 おはようございます。第2回の定例記者会見の開会にあたり、記者の皆様にはお忙しい中ご参集いただき誠にありがとうございます。
 4月に本市のパークゴルフ場の利用者が4年かかりましたが、20万人を突破し、昨年1年間では約5万5千人の利用者と、県内でもトップクラスのパークゴルフ場だと改めて思いました。
 また4月26日(水曜)には長野県でC・W・ニコルさんのお別れ式に参加して参りました。長野県知事や駐日イギリス大使、高円宮妃久子様、千家典子様もご一緒で、お話しする機会をいただきました。懇親会の席場では、本市の野鳥などに関心を持っていただき、また海苔も大好きということでしたので、近いうちに高円宮妃久子様に本市へ来ていただけるのではないかと期待を持っている状況であります。
 コロナにつきましては、感染者数が2週間前は少なかったのですが、先週は若干増えている状況です。5月8日(月曜)からは第2類から第5類に変更になりますので、そういったことも含めて市としてしっかりと春のワクチン接種へ進めていきたいと思っております。
 昨年度の2月にマイナンバーカードの取得強化月間として、1か月間土日祝日も含めてマイナンバーカードの登録をしていただきました。1月は県との差が2.1ポイントありましたが、3月には差が0.1ポイントまで縮まってきました。おそらく4月には県と並ぶことができるのではと思っております。しっかりと取得強化月間をもう少し早くからやっていけばよかったと思っております。
 5月末には水防訓練、6月初めには防災訓練がおこなわれます。これから大雨などが発生してくるので訓練はしておかなくてはいけないと思っております。
 また、女川原発のUPZ関係についてですが、5月30日(火曜)に要望のため2市3町で宮城県知事のところへ行く予定となっております。その関係もあり昨日は南相馬市へ行き門馬市長や担当課長・係長から現地を説明いただいた状況であります。
 また、8月26日(土曜)に本市の最大のお祭りである夏祭りが開催されます。当日のブルーインパルス展示飛行も防衛省から発表されております。次の日が予定としては航空祭になっており、2日間に渡って3回ブルーインパルスが飛ぶというのは全国でここだけのお祭りになると思います。
 そういった中で本市の最大の政策課題は「人口減少問題」が非常に大きいと思っております。「人口減少」は本市の場合、世帯数が若干増えているものの人口が1年前より△1.16%となっており、5年前と比較すると△3.81%となっております。一方、世帯数は5年前と比較すると5.42%増えております。一番の課題は、年間に生まれてくる出生数そのものが、20年前は420~430人だったのに対し現在は220人台になり、20年間で45~46%に落ちているのが分かります。これらに対応するため、新たにプロジェクトチームを作るよう指示しており、「東松島市地方創生・人口減少対策プロジェクトチーム会議」を5月2日(火曜)本日開催いたします。
 また、本日午後から臨時議会があり、電気・ガス等の価格高騰に対する対策やひとり親世帯等への支援などトータルで2億6,200万円を計上しております。また、3割増商品券を2億6,000万円分発行し、地域経済へ循環していく対策を作っています。ひとり親世帯等への支援は国の財源がついておりますので、なるべく早く手元にお渡ししていきたいと思っております。
 本日の会見はその他も含め14項目ございますので、是非本市の様々な政策をPRしていただき正確に情報を伝えていただきたいと思っております。
 私としても5月は2期目の後半戦に入りますので、しっかりと掲げた政策、特に令和3年度から令和7年度までの「東松島市第2次総合計画後期基本計画」に「住み続けられ、持続・発展する東松島市-地方創生のトップランナーをめざす―」をまちづくりの将来像に掲げ、その中には22の重点プロジェクトがあります。「道の駅構想」や「令和の果樹の花里づくり構想」等についても若干遅れ気味ではありますが、何とか計画通り、公約通り実現するため全力を傾注していきたいと考えておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

会見内容

第1回定例記者会見(4月5日開催)

市長あいさつ 
 新しい年度がスタートして第1回目の定例記者会見となり、記者の皆様にはお集まりいただき誠にありがとうございます。また本日は河北新報社の新入社員の方にも見学ということでお越しいただきありがとうございます。
 桜前線が北上してきて、この辺では通常4月15日から20日頃が見頃となりますが、1週間くらい早まっており、本市の滝山の桜まつりは4月9日に開催されます。既に仙台の榴ヶ岡公園では満開になっており、やはり温暖化が着実に進んでいる一つの現れじゃないかと思っています。
 本市では令和3年度から令和7年度までの東松島市第2次総合計画に乗っ取って予算を作成しており、一般会計は228億円で、これは対前年比プラス13%と大幅な増であります。
特にその中で投資的経費が占める割合は23%になっており、県内の自治体の中でもまさにトップクラスの積極財政を積んだ現れではないかと思っております。
 事業を担っていく職員についてですが、新規採用職員は割愛を含め6名おりますが、三月末で10名ほど退職しており、任期付職員などを総合しますと前年度より17名ほど減っている中で、事業を積極的に進めてくことになります。そのため令和5年度の仕事始めの式では積極的に能力を十分に発揮してほしいと職員へお願いしているところです。
 総合計画の22の重点プロジェクトには「令和の果樹の花里づくり構想」や「道の駅構想」などがありますが、道の駅については若干遅れぎみではあるものの、来年の夏頃のオープンを目指す流れとなってくるかと思います。
 私が今一番心配な切実な問題が「人口減少対策」です。今年の1月に開催した「20歳を祝う会」の対象者は420人でした。しかし今年生まれた方は227人で、20年間で46%ほど減っています。これが現実として起こっているため、国においても岸田総理が異次元の少子化対策と言っていますが、本当に遅れないように自治体としてやっていかなくてはいけません。国勢調査において平成27年度から令和2年度の5年間で本市の人口は約400人減っており、それは1年間で約1%減っていることになります。市としては子育て環境の充実、教育環境の充実、そして働く場所をしっかりと作っていくことが今最も求められており、それが結果的には自治体間の競争に打ち勝ってくことになります。
 本市の将来像の目標は「住み続けられ、持続発展する東松島市」です。地方創世のトップランナーを目指していくという総合計画の将来像を掲げておりますので、それに見合うような政策を進めていかなくてはいけないと思っております。 
 私の心配ごとは少子化が止まらないということであります。その中で今年度がスタートするわけですが、東日本大震災の復興のハード事業は既に3年前に終了しており、2年間はソフト事業を進めておりますが、国の復興創生期間が5年間延びましたので、残る部分についてもソフト事業として、被災した方々に寄り添った心の復興を進めていきたいと思っております。本市では被災した方々に寄り添って、今年度も災害公営住宅の家賃を3割減している状況です。
 そして、子育て環境においては、学校給食を小学校1食あたり50円、中学校1食あたり60円を市が補助していくことになりました。この予算は年間3千万円を見込んでおります。本来であれば無償化に一気に舵を切りたいところですが、財源の関係もありますので、まず今年は小学校で50円、中学校で60円の補助で保護者の負担軽減を進めていくところです。
 また、本市は5年前にSDGs未来都市全国の29自治体の中に選ばれております。そして昨年の6月には環境省の第1回脱炭素選考地域に全国の26自治体に選ばれております。また昨年秋には持続可能な世界の観光地トップ100に県内で初めて選ばれております。3年前の2020年東京オリンピックでは、聖火が日本で最初にギリシャから本市に到着したことを記念して、「スポーツ健康都市宣言」をしております。そのため、スポーツの全国大会、東北大会を積極的に誘致し、さらに大学実業団の合宿も積極的に誘致を進め交流人口を増やしていきたいと考えているところです。本市のいいところを前面に出しながら、令和5年度も前向きに進めていきたいと思っております。 コロナについても、これまでに4,000人ほどの感染者がおりましたが、昨今はだいぶ落ち着いてきております。国の流れも第2類から第5類に引き下げとなり、日常は取り戻せるかと思っておりますが、新たに5月から65歳以上や基礎疾患がある方へ第6回目の接種を始めていき、そしてその5か月後には7回目の接種に入る流れで進めてきたいと思っております。
 また、今日皆さんにお示ししている防災マップがやっと出来上がりました。住民説明会をコミュニティセンターで4月16日の午前・午後に開催し、広く市民にお伝えしていく予定です。
 また、令和6年度には避難タワー、避難道路を4本計画し進めていきます。これは従来の補助事業が1/2から2/3に格上げになったものを最大限に活用し、命を守る対策を進めていく予定です。
 明るい話題として、宮城オルレ奥松島コースについて、通年観光でたくさんのお客さんに来てもらっております。また、矢本海浜緑地のパークゴルフ場についても、オープンから5年となりますが、昨年度は年間で5万6千人ほどの来場者で、4月中旬頃には記念すべき20万人になるのではないかと思います。
 今年度も明るい話題、厳しい話題を含めて、皆様方にお知らせしていきたいと思っております。マスコミの報道は多くの県民の皆さんが関心を持っておりますので、適切な報道をよろしくお願いしたいです。今年1年どうぞよろしくお願いいたします。

会見内容

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